橋本 佳奈
都市工学専攻 修士課程2011年卒

あなたの研究の内容を教えて下さい

洪水の頻発するアジアモンスーン地域を対象地として、洪水中に水系感染症が拡大し終息するまでのシミュレーションを行いました。実際に洪水の起こる都市であるベトナム・フエをモデル都市として、洪水規模に応じた人々の行動について調査を行い、水を直接摂取することによる一次感染、さらに家庭内の人から人への二次感染についてのリスクを明らかにしました。

橋本 佳奈

いつ、どこで海外調査を行いましたか?

ベトナム・フエにて、2009年8月、12月、2010年8月、12月に調査を行いました。

あなたの研究で海外調査が必要だった理由を教えて下さい。

シミュレーションに必要なパラメータの値を明らかにするためです。具体的には、水系感染症感染リスクを決定する病原微生物摂取量と、洪水中の水位変化を求めました。

海外調査では何をおこない、それはどうでしたか?

人々の水利用に関するアンケート調査、人々の利用する水の水質調査、洪水中の水位測定調査を行いました。これらの調査結果で得られた結果をシミュレーションに用いることで、フエにおける洪水中の感染者数変化の様子、感染リスクの高い行動などが明らかとなりました。本研究の結果は、洪水中の水系感染症拡大を防止する対策を決定する際に利用できると考えています。

橋本 佳奈

橋本 佳奈