アフリカ都市における土地管理の実態

あなたの研究内容を教えてください

急速な都市化が進んでいるアフリカでは、都市人口の多くが住環境の劣悪なインフォーマル市街地に居住しており、近代的な都市計画システムの枠外で都市が成長している。とくに、都市計画のベースにある土地管理システムにおいては、アフリカの伝統的な考え方が大きな影響を与えていると考えられ、適正な都市制御のためには、アフリカの歴史的・地域的特徴を考慮した土地管理システムの構築が必要である。わたしの研究は、このような問題認識の下で、アフリカ都市における土地管理の実態を明らかにすることです。

いつ、どこで海外調査を行いましたか?

学部4年と修士1年の時に、ザンビアの首都ルサカで約3週間の調査を行った。

あなたの研究で海外調査が必要だった理由を教えて下さい

アフリカ都市に関するデータは世界的にも少ないため、現地でのインタビュー等によって一次データを自ら入手する必要があった。また、日本でのアフリカ都市研究の蓄積がないため、基本的文献も現地で得る必要があった。

どのような調査を行い、また何を得ることができましたか?

現地政府担当官、伝統的リーダー、政治的リーダー、専門家などキーパーソンのインタビューによって、ルサカにおける土地管理の実態を俯瞰的に把握するとともに、インフォーマル居住地の住民インタビューによって、住民の生活状況や居住環境、土地管理の実態に関する情報を得た。また、現地の大学や図書館、関連機関で、文献や政策文書、統計データを入手し、日本では得られない貴重な情報を得ることができた。

アフリカ都市における土地管理の実態