概略

都市計画演習

都市計画コースでは、二年冬学期に設計製図がはじまり、三年から四年夏学期まで、演習が続きます。全体の演習はプログラムされており、心地よい都市空間とは何か、という課題から始まります。都市プランナー、都市デザイナーとして、人間の感性や知覚を重視するところを土台としたいからです。その後、国土、地域、都市、街区、敷地といった様々なスケールを対象にしています。
最後は、実際のまちを対象とした演習を行い、地域住民の方々のご意見を伺いながら、リアリティも考慮にいれた演習で終わります。平面図や断面図等の他に、GISや模型をつかって、調査結果を整理し、相手に提案を伝える技術も重要です。また、個人での成果物と、グループでのディスカッションをふまえた提案の両方が必要です。特にグループでの作業は、都市を相手にする以上、必ず行わなければならないプロセスであり、その進め方を習得します。

環境工学演習

都市環境工学コースでは、二年冬学期の環境計画基礎演習、三年では演習と実験、四年夏学期では演習が組まれています。
演習では、さまざまな環境問題についてその現状解析と課題の抽出、水供給や水環境保全、都市における自然環境の創出などの個別計画の策定、環境事象全体をターゲットとした環境影響評価などをテーマとして、個人、あるいはグループ単位で作業、考察を行います。これらの演習は、主に環境系学部生用の演習室やPC室で行います。 実験は、まず三年夏学期において、さまざまな環境汚染の度合いを表す指標の基本的な測定方法を習得します。冬学期では、習得した技術を用いて、都市河川の現地調査を行ったり、水処理プロセスの機能を解析します。実験は、主に環境系学部生用の実験室において行います。
これらの実験、演習では、情報収集の方法、データの整理、報告書作成、口頭発表の手法など、研究者やエンジニア、あるいはプランナーに必要とされる基本的な技術を習得することも目的としています。